| お子さんの体調はいいですか? 日本の予防接種は優秀ですが、頻度は少ないものの副作用があります。 体調のよい日に連れて行きましょう。 赤ちゃんは、生まれてしばらくはお母さんからもらった免疫物質で病気に対する抵抗力を保ちますが、自然に失われていきます。そうなると赤ちゃんは自分で免疫を作って病気を予防しなくてはなりません。子供の感染症は野生株に感染すると重篤な合併症を引き起こすこともあります。保育園や幼稚園に入学する前に予防接種を受けて、感染症にかからないように、また人にうつさないようにすることが大切です。 ■受けなくてはいけない予防接種 【生ワクチンと不活化ワクチン】 不活化ワクチンは細菌やウイルスを殺し抵抗力(免疫)をつくるのに必要な成分を取り出して毒性をなくしてつくったものです。(ジフテリア・百日せき・破傷風(DPT),日本脳炎がこれにあたります) 【ワクチンを接種する間隔】 ■予防接種の方法 個別接種: ■予防接種のスケジュール 予防接種と子供の健康を見ればわかりますが、とりあえず3ヶ月過ぎたらBCGとポリオの予防接種をうけます。 ●BCGは結核の予防注射です。結核は今でも年間に3万人ほどの発症があります。結核に対する抵抗力はお母さんからもらうことができません。だから生まれたばかりの赤ちゃんもかかる心配があります。そんなわけでBCGは3ヶ月過ぎたらできるだけ早く接種を受けましょう。 私は見たことはありませんが、私よりちょっと年配の看護婦さんは乳児の結核を見たことがある人が多いです。乳児の結核は全身性で髄膜炎を引き起こすこともあり、とてもかわいそうなものだということです。 BCGは集団接種です。毎月行われていますので、市の広報を見て連れて行きましょう。 ●ポリオはいわゆる「小児麻痺」という病気の予防注射です。日本では発症する患者はいませんが、ポリオによる麻痺には、確実な治療法はありません。予防接種が必要な病気です。 ポリオは集団接種の予防注射です。11月と5月(市によっては4月と10月のところもあります)に接種します。 夏かぜ、下痢などの症状を起こすウイルスによる感染症にかかっている場合、腸の中でそのウイルスとポリオワクチンのウイルスとが影響しあい、予防接種の効果が十分に期待できないことがあります(干渉作用といいます)。そのため、多くの市町村ではこれらの感染症が多い夏の時期を避けて、春と秋の2回の予防接種の時期を設けて予防接種を行っています。 接種の時期が限られていますので、忘れないように連れて行ってください。市の広報に接種会場が載っています。ポリオは半年後にもう一回接種します。 ●6ヶ月になると3種混合を受けましょう。 百日咳は、母親からの免疫(経胎盤移行抗体)が期待できないため、乳児期早期から罹患し、1歳以下の乳児、ことに生後6カ月以下では呼吸ができなくなって死に至る危険性の高い病気です。 6ヶ月になったらできるだけ早く受けましょう。 3種混合は不活化ワクチンのため何度も接種しなくてはなりません。 ●1歳になったらできるだけ早く麻疹(はしか)の予防接種を受けましょう ■わが国は麻疹輸出国と非難されています! 先進国においては栄養状態の改善、対症療法の発達などにより、死亡率は0.1〜0.2%(表1)にまで低下しています。しかし、我が国では未だ推計で10-20万人規模の患者発生があり、死亡例が毎年存在すること。合併症率約30%、平均入院率40%にも示される通り、重篤な疾患であることに変わりはありません。 年齢別報告数は、2歳以下が全報告数の半数を占めています。 1歳児を中心とした低年齢層での流行を減らすために、麻しんワクチンの接種時期は生後12-15か月を標準とし、現状における感受性者の早急な減少をはかることが重要です。 「麻疹ワクチンを1歳のお誕生日のプレゼントにしましょう」をスローガンに ●麻疹が済んだら風疹の予防注射を受けてください ●3歳になったら日本脳炎のワクチンを受けましょう 以前は子供に発生していましたが,予防接種の普及で減少し,最近では予防接種を受けていない高齢者を中心に患者が発生しています。 感染者のうち1,000〜5,000人に1人が脳炎を発症します。脳炎にかかった時の死亡率は約15%ですが,神経の後遺症を残す人が約50%あります。ぜひ予防接種を受けておきましょう。 3歳で2回(初回接種後1〜4週後にもう一度接種) 日本脳炎の現在のところ予防接種は現在差し控え中です。
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