よくある質問をコチラにまとめました。今後も増やしていくつもりです。
2007.6.25
りんご病と妊娠
りんご病がはやっています。
子供がりんご病にかかりました。おなかの赤ちゃんに影響はありませんかと質問をうけました。
本当の病名は伝染性紅斑といいます。
両頬がリンゴのよう に赤くなることから、「リンゴ(ほっぺ)病」と呼ばれます。頬に出現する蝶翼状 の紅斑を特徴とし、小児を中心にしてみられる流行性発疹性疾患です。
病気の詳しい説明は
国立感染症研究所の感染症の話
に詳しく書いてあります。
病原体はウイルスでヒト パルボウイルスB19(正式名称としてエリスロウイルスB19)が原因です。
このウィルスのレセプターは赤血球膜表面にあるP抗原で、P抗原保有細胞、特に赤芽球前駆細胞に感染し、 増殖します。
またB19は骨髄、胎児肝、臍帯血などの赤芽球系前駆細胞と、一部の赤白血病細胞株でしか増殖できません。
だから妊婦が感染すると胎児水腫を起こしたり、流産を起こすことがあります。
胎児死亡は感染後4〜6週後に生じることがあるので、注意が必要です。
胎内感染しても、生存児の先天異常は報告されておらず、風疹のような危険性はない。
また溶血性貧血患者がB19感染を受けると重症の貧血発作(aplastic crisis)を生ずることがある他、関節炎・関節リウマチ、血小板減少症、顆粒球減少症、血球貪食症候群(VAHS/HPS)や、免疫異常者における持続感染なども伝染性紅斑に合併、あるいは独立してみられることがあります。
頬に発疹が出現す る7〜10日くらい前に、微熱や感冒様症状などの前駆症 状が見られることが多いが、この時期にウイルス血症を おこしており、ウイルスの排泄量ももっとも多くなる。発疹 が現れたときにはウイルス血症は終息しており、ウイルス の排泄はほとんどなく、感染力はほぼ消失している。
このような事情から学校を休まなくてもよい伝染病です。
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